こんばんは＾＾
さっきNHKの7時のニュースの後に流れてた「かんさい熱視線」っていう番組で、日本の色々な資産（人材、不動産）が中国人にどんどん買われていってる、っていう話題を取り上げてました。
昨今のコロナ渦で国内の不動産価格の減少に加えて、20年以上ぶりの円安。
ビジネスチャンスに世界一鋭い中国人が、日本に進出してくるのは当然という感じがします。
前の会社にいた時の2003年、SARSの流行で香港の不動産価格がすごい暴落したんです。
当時入社7年目だった私は、「不動産を購入する」って考えは1度も頭によぎったことも無ければ当然頭金も無く、ボーっと飲み歩いてのんきに暮らしてたんですけど😅
同僚の中華系のクルー達は、こぞってマンション買ってました。
うちの会社、海外出身の社員には住宅手当があり、家賃の相場で上下はするんだけど大体10～20万円位、ひと月に貰えてたんです。
住宅購入しても、それをまるまるローン返済に使えたんですよね。
しっかり者で賢い、シンガポール、マレーシア、台湾、の中華系クルーの人達はSARS時に住宅購入して、その数年後2倍3倍に価格が上がったときにその物件を売って、またそれよりイイ所を買う、、という、物件転がしをして、財産を作っていました。。
お金に対する考えが、めちゃくちゃ進んでるのよ。。
日本は良い意味でも悪い意味でも、のんきでおっとりしてる人が多い。
それは日本が安心して暮らせるような国だって事だったからだと思うんですけどね。
真面目さ、マナー、美的センスの良さは、日本の文化が断然進んでるとは思います。
ビジネスでも確実に慎重に進めるのは日本の人達だと思います。
でも中華系の人達の「効率重視」「斬新なアイデアをすぐに実行する素早さ」はすごいんです！！
良くも悪くも、めっちゃ賢いんよ。。
25年、仲間として働いてて何度「味方だと何より心強いけど、敵にしたら最高に恐ろしいな、、、」って思った事か＾＾；
この番組で、日本の企業で才能を自由に発揮させて貰えなかった若い技術研究者の女性が、中華系の企業に引き抜かれて生き生きと最先端の商品開発に関わっている事を紹介してた。
京都の不動産をバンバン買って、町屋旅館を建ててる中国人の若い実業家もいた。
日本の古い体質は脱ぎ捨てて、良い変化を求めて動くべき時だと思います。
もう若い世代は変化してると思うけど＾＾ 国も企業も、変わって行かないとね。
私は10歳で初めての海外、上海から蘇州など揚子江沿岸の都市を巡り、就職も香港でしました。
自分で意図したわけではないけど、中国との関係が深い人生でした。
（中国語はほぼ話せないけど、広東語と普通語、北京と台湾の言葉の違い、等は聞けば分かります。）
地球がボーダーレスでみんなが調和した世界になっていくのは素敵だって思ってたんだけど、やっぱり中国人が日本にどんどん進出してきてるのはちょっと不安、って感じてしまった。。
中華系シンガポール人の彼氏と家族ぐるみで3年付き合ったり、25年香港の企業で働いて香港に住んで香港人の親友もいる、中国人の素敵な人達も沢山見てきた私でも、そう感じてしまった。
でもこの「不安」も手放すべきもの、だと思います。
何も手放すべきは、人に対する執着ばかりじゃないよね。
日本の良さは大切にしながら、中国の良さも取り入れて行けるような方向に進めれば最高なんですよね＾＾
やっぱり「行きたい未来」をワクワク思い浮かべるのが大切なんだろうな✨
