今日は実家に帰りました。
私は1人暮らしが長いけど、うちの弟は初めてだし。
ずっと母と暮らしてた家に1人で帰ったり1人で仕事に出かけたりするの、きっと寂しいよね、絶対、、って思ってる。
男子って、あんまり弱音はかないよね? 性格によるのかな??
私は性格も外見も父親似で、弟は性格も外見も母親似なので、同じ親から生まれて同じ家で子供時代を過ごしたけど、見た目も性格も全く違います。
家の母の教育方針も違ったしね。
大学に行って勉強を続けたくても「女は嫁に行けば良い」時代だったから、不本意ながら短大の家政学科に行きお見合い結婚した母は、自分のできなかった事を全部私にやらせてくれた、、
海外研修とか、習い事とか、私がやりたいって言う前にやらせてくれました。
でも、兄と弟にはさまれたうちの母は「男の子は放っておいても勉強するし、しっかりやりたいことをやっていくだろう」と、弟には何もしなかった、、
弟はひそかに「僕も小学校に行ったら中国に行ける」と思ってたみたいで、普通にスルーでどこにも行けなかった彼は密かにガッカリしてたらしい。
そういうのも、ず~っと言わないんだよね。。。
20代の頃、仕事で悩んだ弟が「仕事辞めたら家族に迷惑がかかる」となぜか思ったらしく、黙って家出した事がありました。
私はもう香港に住んでて、その時好きだったキンキの番組を録画して欲しいと頼んでいたので、電話して「録画しておいてくれた?」と聞いたら母が突然
「お母さんは今それどころじゃないねん!!」って泣き出して。。
ビックリして聞いたら、弟が何の連絡も無く3日帰ってこないって。。
丁度3連休だった私は実家に戻って、母と弟の行方を考えました。
母が「インターネットの掲示板で知り合った子から手紙が来たことがある」というので、その人に連絡してみたら「昨日書き込みしてた、なんばにいるって書いてた」と教えてくれたので、私が次の日、香港に戻る前に3時間、難波に探しに行くことにしました。
もともと三宮か梅田がメインの行動範囲だったので、難波はほぼ行った事無かったのですが、とりあえず駅の本屋で地図を見てインターネットカフェがありそうなエリアにめどをつけた。(スマホの時代では無かった^^;)
駅から出て、路地に古いレコード屋さんがあったのでそこのお兄さんに「この辺にインターネットカフェありませんか?」と聞いてみた
「そこの角を左に行けばすぐにありますよ」と教えてくれた。
ビルの階段を上がって、そのインターネットカフェに入った。
受付で「実はうちの弟が行方不明になって5日連絡が無いので、探してます。なんばにいるってネットに書き込んでいるので、利用者の中にいないか調べて貰えませんか」って必死で説明すると、優しい店員さんが快く調べてくれた。
いた。。。
探し出して1件目!!自分でもビックリしました。
慌ててコンビニで便せんと封筒と買い、手紙を書く。
「しんどい事があったんかもしれへんけど、1人で暮らしたいとかあるんかもしれんけど、あのお母さんがどんだけ心配してるか分かるよね、、??とりあえず、これを読んだら絶対に、すぐお家に帰らなくてもいいけど連絡だけは絶対にして下さい!」って書いて、インターネットカフェの店員さんに「この子が来たら姉から預かったと渡して貰えますか?」ってお願いして、香港に帰りました。
そして無事連絡が付き、家に戻ったという出来事。
その時の事を弟はずっと感謝してくれているらしく、めちゃくちゃ良くしてくれる。
1人暮らしも、私よりずっとキチンと暮らしてる。
でもだから、(寂しいんじゃないかな~大丈夫かな~)って少し心配してしまう。
でも常に「心配」や「執着」よりも、「信頼」と「愛」を選ぶべきだよね^^
And just like that...を見てても、「不安」「執着」「怒り」の場面になると、「大変だな、、、」って笑ってしまうんだけど。
自分に同じ事が起こっても、こうやって高い視点でLET GOの精神でいられるのか、ってのは分からない。
でも、できるだけ手放して、心がけて、生きる事はできるよね😌✨
「怖がらずに、ビビらずに、いきましょ~や💪」って言ってくれるフリーライブの風くん、怖くなったらいっつも観に行く。
ホントにいつもありがとう♡